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【番外編】ベトナムのダナンで実感! シンガポール発の配車サービス "Grab" が便利過ぎる5つの理由

スカッシュ エバンジェリストこと、ワタクシ成田 治樹が今回お伝えしたいのは

 

 

東南アジアを旅行する際に、もう "Grab" は欠かせない

 

 

という事です。

 

 

今回初めてスカッシュ関連以外の記事となりますが、

GWの旅行先 (ベトナムのダナン) で利用した「Grab」という配車サービスがあまりにも便利過ぎたので、そのおススメポイントや利用方法をご紹介したいと思います。 

 

ちなみに、ダナンはこんな感じのビーチリゾートです。

海はきれい、治安良い、食事美味しい、物価安い、周りに2つの世界遺産有り

と本当に良いとこでした。

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自分が今回の旅行でタクシーを使用したのは初日の空港からホテルへの移動だけで、それ以外は全て「Grab」を利用して移動しました。

従来のタクシー利用に比べて遥かにメリットが大きいので、皆さんも今後東南アジアを旅行される際は是非トライしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

そもそも ”Grab" とは?

 

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そもそも "Grab" とは、2012年設立のシンガポールを拠点にした配車サービスで、

現在シンガポール・マレーシア・フィリピン・ベトナム・タイ・インドネシアミャンマーカンボジア等の東南アジアで広く利用されています。

 

以前から「東南アジア版Uber」と呼ばれており、またソフトバンクが将来性を見込み巨額の投資を継続して行ってきていることから、自分もIT系のニュース等で存在は認識していましたが、今回初めて実際に利用してみました。

 

調べてみると、2018年3月にUberの東南アジア事業を買収していることから、

東南アジアでは独占に近い形でビジネスを行っていると推測されます。

 

 

 

便利過ぎる5つの理由

さて、では実際にどういった部分が便利なのか、具体的に5つご紹介していきます。 

 

1. タクシーを捕まえる必要無し

まずはこれですね。

"Grab" では、GPSをONにしておけば自分の現在地までドライバーが迎えに来てくれますので、 わざわざ自分からタクシーを捕まえる必要は有りません。

 

もちろん有名な観光地・レストランであれば、タクシーが入口・出口付近で大量に待ち構えているケースが多いので容易に乗れますが、少しマイナーな場所にいくと、タクシーが見当たらず、また自分で探すのにも苦労する場合が有ります。

個人旅行した人であれば、そういった経験をしたことが一度は有るかと思いますが、

"Grab" ではそういった心配は無用です。 

 

2. 事前に行く先を設定できる

”Grab" では事前に行く先を設定でき、それをドライバーも事前に把握していますので、

従来のように、車に乗り込んでからドライバーにガイドブックやスマホを見せて、 

「ここに連れてって!」

とコミュニケーションする必要は有りません。

 

とはいえ、行き先に関して何もコミュニケーションが無ければ不安になりがちですが、

今回 "Grab" 使用時に大抵のドライバーは

「行き先はここで良いよね?」

と念のため聞いてくれましたので安心できましたし、

たまに無言のドライバーがいた際は、こちらから念のため宛先を伝えるようにしていましたので、何もトラブルは有りませんでした。

 

3. 事前に料金を把握できる

これ、めちゃくちゃ大きいですよね。

というのも、そもそも言葉が通じにくいタクシードライバーと毎回料金交渉をするのも非常にめんどくさいし、海外に行くとどうしても ”ボラれてるんじゃないか” という疑念が生じてしまうケースが多いからです。

その点 "Grab" は事前に料金を把握できますので、精神的な安定度が全然違います。

ほんとに。

 

しかも、料金は事前に決まっているので、

  • 例えば、東南アジア特有の酷い渋滞に捕まっても、
  • 仮に、ドライバーが道を間違えても

 料金が上がる事は有りません。

これも精神的に安定をもたらせてくれる大きな要因の一つです。

 

ちなみに、今回ほとんど "Grab" を使用して移動していたので、タクシーと比較して料金が高いか低いかは正確に把握できていませんが、ガイドブックに載っていたタクシーの相場価格よりは安かった印象です。

つまり、純粋に料金面でのメリットも期待できます。

 

4. 事前にクレジットカードで決済可能

これも非常に大きなメリットです。

というのも、

  • 迎えに来てくれる
  • 行き先を伝える必要が無い
  • 料金も事前に決済可能

となれば、「ただ単純に車に乗れば良いだけ」という状態になるからです。

超絶快適です。

 

しかもクレジットカードで事前決済可能となれば、

  • クレジットカード会社のポイントが貯まる
  • 現金を使わないので、不足した場合の両替・ATMでの引き出し無用

 と良いことづくめです。

 

5. ポイントを貯めて、クーポンに交換可能

最後はオマケ的な感じですが、"Grab" では毎回利用する毎にポイントが貯まり、

そのポイントを割引クーポンと交換する事が可能です。

こんな事は従来のタクシーではあり得ませんよね。

 

 

 

"Grab" の使い方

さて、ここまで読んで頂いたという事は、もう十分そのメリットは感じて頂けた事かと思いますし、万が一読者の中に直近で東南アジア旅行を計画されている方がいらっしゃったら、それは運命ですね。

ここから使い方を画像付きで説明していきますので、是非トライしてみてください。

(* ”Googleマップ" ・ "Grab" のUI等はAndroid OS搭載のスマホ使用前提です)

 

 

海外旅行で最も重宝するアプリの一つが「Googleマップ」ですが、

"Grab" はこの "Googleマップ" とよく連携されており、使い勝手抜群です。

 

まずGPSをオンにして "Googleマップ" で行きたい場所を指定します。

(画面上では "ビックC" というスーパーマーケットを指定しています)

そこで、移動手段として車・電車・徒歩などが並んでいる中で、

一番右の赤枠で囲っている箇所を表示すると、そこから "Grab" を使用する事が出来ます。

 

車両サイズがいくつか用意されているのですが、

旅行者が2~3名であれば一番左の「GrabCar」で十分ですし、

(自分は毎回これを使用しましたが、いつも4席サイズのセダンかSUVが来ました)

4名以上であれば、その隣の「GrabCar 7」を選んだ方が良いかと思います。

(恐らく7席サイズのSUVやワゴンが来るものだと思われます)

 

ちなみに、一番右の「GrabTaxi」を自分は一回も使用しませんでしたが、

恐らく現地で "Grab" に登録しているタクシー会社の車がマッチングされるのではないと推測します。(値段全然違います・・・)

 

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さて、車両の種類を選んだ後は一番下の「アプリを開く」を押します。

そうすると、Androidであれば「Playストア」に飛びますので、そこで "Grab” をダウンロードし、初期設定をします。 

(クレジットカード情報等の入力も済ませてしまいましょう)

ちなみに、電話番号認証 (現地で使用可能な電話番号を入力し、そこにPINコードが送られてくる) が有りましたので、事前にレンタルしておいた携帯番号等を準備しておいた方が良いです。

 

"Grab" アプリの設定完了後、再度先程の "Googleマップ" の画面に戻り、

「アプリを開く」という画面をタップすると、設定済みの "Grab" アプリに飛び、

以下のような画面になりますので、「Book」をタップします。

 

ちなみに、「Book」ボタンの上に表示されているのが料金になります。

ここだと「VND 85K」となっていますので「85,000 ベトナムドン」という意味になり、おおよそ1 VND = 0.005 JPYなので「425円」換算となります。

(15分程度乗って425円、安いですよね)

 

尚、その料金表示の上の一番左側に「VISA 5747」と記載されていますが、

これは自分が登録したクレジットカードの情報で、支払方法がクレジットカードになっていることを表しています。

ちなみに現金で直接支払いたい時は、ここをタップすると現金も選べるようになっていますので、「Book」を押す前に支払方法を確認するようにしましょう。

 

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ちなみに、たまに "Googleマップ" で指定した行先が "Grab" アプリ上で反映されずに以下の画面が出てくることが有ります。

 

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こういった時は「Choose Destination」をタップすると、以下のような画面になるので、改めて「I'm going to....」というところに行き先を設定してあげます。

 

 

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さて、無事に「Book」完了までいくと、自動的に "Grab" が近くにいるドライバーとマッチングをしてくれます。

以下の画面がそのマッチング中の画面です。

 

 

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そしてマッチングが完了すると以下のような画面になり、

・ドライバー顔写真

・ドライバー氏名 (読めない・・・)

・ドライバー評価

・車両ナンバー

・車両メーカー & モデル名

 が表示されます。

 

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そして先程の画面をタップすると、次にドライバーが今どこにいて、どうやって自分の現在地まで向かっているのかが分かる画面になります。

ちなみに、観光客が訪れるような主要な場所 (ホテル・有名レストラン・観光地) であれば「1~2分程度」で大抵来てくれるので、ほとんどストレスは有りませんし、今回自分が経験した一番長い待ち時間でも「5分」でした。

(その時は自分が待っていた場所が車が入って来づらい場所だったので致し方無い感じでした)

 

 

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そして、無事ドライバーが自分の現在地付近まで来ると以下のような画面が出てきます。

 

 

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あとは実際に車両ナンバー等をしっかり確認しながら、お迎えに来た車に乗り込んで完了です。

 

ちなみに乗った後に以下のような画面が出てきますので、ドライバーさんの評価をしてあげるのも良いかもしれません。

 

 

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おっと忘れるところでした。

前述した通り、ポイントが貯まってくると割引クーポンと交換する事が可能です。

最後にその方法もご紹介しておきますね。

 

 

以下の画面が "Grab" アプリのホーム画面なのですが、

右下にある「Rewards」という箇所をタップします。

 

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そうすると、以下の画面が出てきますので、自分の保有ポイントに応じて

「VND 20,000 割引クーポン」や「VND 10,000 割引クーポン」を選択し、交換します。


 

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尚、交換した「割引クーポン」を使用する際は、以下の画面上の「Book」を押す前に「Promo」という赤枠で囲った箇所を押すと交換済みの割引クーポンが表示されますので、それを選択します。

そうすると、そのクーポン分の料金が割引されて表示されます。

 

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備考 : ドライバーの印象

これ気になる方もいらっしゃるかと思いますが、みんな気さくで良い感じの兄ちゃん達でした。

もちろん評価を気にしている、という事も有るかと思いますが、それはそれでサービスとして機能していると評価できます。

 

そもそも、ベトナムでは車が「超高級品」扱いで、以下の記事を見ると2017年時点で自動車保有率がわずか「1.6%」となっていますので、仮にマイカーで登録しているのであれば、購買力の有るしっかりした人である確率が高いと推測できます。

(あくまで個人的な推測です)

https://www.viet-jo.com/news/economy/170704165346.html

 

ただ、一度世界遺産ホイアンからホテルまで利用した際に、若い兄ちゃんが大きいトヨタSUVで迎えに現れたので、

「いい車だね!」

と褒めたら、

「会社に支給されてるんだよねー」

と言っていたので、個人単位ではなくて会社単位で "Grab" に登録しており、そこから派遣されているケースもかなり多いのではないかと推測されます。

 

いずれにせよ、自分が今回ベトナムのダナンで使用した際には、

ドライバーはみんな気さくで良い感じの兄ちゃんでしたので、あまり心配せずとも大丈夫かと思います。

(ただ他の都市の事情は分かりませんが・・・)

 

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

公共交通機関が整備されていないケースが多い東南アジアでは、車での移動がメインとなってきます。

その際にストレス無く移動できる手段として ”Grab" を今回全力で紹介させて頂きました。

皆さんの快適な旅行の一助になれたら幸いです。

(次回以降、またスカッシュ関連の記事に戻ります笑)

 

NRT